NOJIREN

​のじれん​​​​​​​​​​は野宿者の生存と生活の保障を求めて1998年4月に設立された、野宿者と支援者双方で構成する野宿者問題の当事者団体です。野宿者を一方的な救済の対象として捉えるのではなく、お互いを「仲間」としてとらえ、ともに考え、ともに行動しています。
　毎週土曜日の炊き出し、夜回り活動、月曜日の医療福祉相談、生活保護の申請同行等を行っています。常時ボランティア募集していますので、ご関心をお持ちの方は右記E-mailアドレスまでご連絡ください。お待ちしています。

 

　野宿者問題についてはさまざまな考え方があると思いますが、私たち「のじれん」が最も大切にしているのは、野宿生活者の方々との「関係づくり」「居場所づくり」です。

「ホームレスはなぜ路上で生活しているのか」「どうして働かないのか？」「働けないなら生活保護を受ければいいのでは？」 このような疑問をもっても、当事者の考えを直接聞くことなく、断片的な情報に基づいて、ホームレス問題について一方的な判断を下してしまっていることはないでしょうか。

　思い込みや決めつけをやめて、まず当事者の話を聞いてみること。その上で、必要な支援やあるべき社会のかたちを考えること。私たち「のじれん」は、その原点に繰り返し立ち戻りながら、取り組みを行っています。