私たちが野宿の仲間とともに毎週土曜日の共同炊事(炊き出し)を行っている渋谷区立美竹公園で、現在東京都、渋谷区による再開発「渋谷一丁目地区共同開発事業」が計画されています。
この再開発計画について、のじれんは東京都議会に対する請願を計画中です。都・区と受注企業との基本協定締結が6月に予定されているため、その前、5月下旬の提出を予定しています。この請願について、ぜひ賛同の署名をよろしくお願いいたします。
上記の署名用紙に記載の上で、下記宛先まで送付をお願いします。
• 〒150-0011 東京都渋谷区東1-27-8 202 渋谷のじれん 美竹再開発署名事務局
• 連絡先: 070-1181-3819
なお、一両日中に、オンラインでの署名フォームも用意する予定です。
→ オンライン署名フォームを用意しました: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1SJzMOeuaGIMAnEzHJwxhRaKna80KPto6R4ShL2bB6iBqkA/viewform?usp=sf_link
※ 当初、5月20日を集約期限としておりましたが、6月前半の都議会会期中の請願提出を行うため、6月3日(金)に延長させていただきました。
請願の内容は以下のとおりです。
理由
東京都が渋谷区と共同し、またヒューリック、清水建設からなる「Link Park」に委託して推し進めようとしている「渋谷一丁目地区共同開発事業」は、渋谷区内の都有地・区有地に14階建てのオフィスビルを建設し、70年間運営させるものです。その用地は、旧都立児童会館、渋谷区立美竹公園の敷地を含みます。公共性の低いオフィスビルのために公共地を供することは不当です。
また美竹公園では、1998年以来、野宿者、困窮者による炊き出し活動(共同炊事)が行われており、毎週100人以上が集う場としても機能しています。共同開発事業にともなう工事は、困窮者の生活に欠くべからざる炊き出しの継続を不可能とします。共同開発事業では、美竹公園は民間の指定管理者により管理されるものとされています。これは、工事完了後の炊き出しの実施をも危うくするものです。
また、美竹公園のベンチは「寝そべられないよう」に、すなわち排除ベンチにすることが要求されています。もっとも急迫した状況にある人を居させず、追い出すことは、困窮者の生命を危うくします。自然的・社会的災害からの避難場所としての公共地・公共施設の意義に真っ向から反するものです。
願意
1. 「渋谷一丁目地区共同開発事業」の内容を見直し、または中止すること
2. 「寝そべられない」ベンチの設置を指示する、また困窮者への支援活動を阻害するなど、困窮者の排除を企図する事業を行わないこと。
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